【京都】☆世界遺産☆世界最大級の木造建築である西本願寺の見どころを紹介
世界遺産「古都京都の文化財」の一つ西本願寺へお詣りしてきました。
世界最大級の木造建築と言われるだけあって、とにかく建物が立派で圧倒されたというのが一番の感想です。
けして広いお寺ではありませんがそれでも拝観する価値のある大変素晴らしいお寺でした。
西本願寺について
西本願寺は浄土真宗本願寺派の本山で正式名称は「龍谷山本願寺」といいます。
西本願寺は通称で、またお西さんと呼ばれることもあります。
親鸞聖人によって開かれました。
西本願寺の見どころ
御影堂門(重要文化財)
西本願寺に向かって左右二つの大きな門のうち左側にある門です。
木の重みを感じるどっしりとした姿です。
目隠塀(重要文化財)
門から正面に見えるのがめかくしべいです。
この様に横からみると薄い塀になっているのがわかります。
大銀杏(京都市天然記念物)
この時期は少し寂しい姿ですが^^;
樹齢400年、秋には真っ黄色の銀杏の木になります。
その迫力ある様子はまるで根を天に広げた様に見えることから「逆さ銀杏」とも呼ばれています。
御影堂(国宝)
中央に親鸞上人の木像が安置されています。
近くに寄ると写真に入りきらないほどの大きくて立派な建物です。
靴を脱いで中に入って参拝することができるのですが、なんとそこは442畳もの畳敷になっています。
お参りする参拝者が第一という考えの元このように広くなっているそうです。
そしてこの廊下には紅葉や富士山など動物や植物をかたどった木が埋め込まれています。
参拝者の癒しにと大工さんからの粋なはからいだそう^^
見つけてみてくださいね(私はすっかり忘れてしまっていました…)
西本願寺の邪気さん
御影堂の前にある水受けをよーく見てください。
四隅に水受けを支える邪気さんが。
重い水受けを支える健気な姿がなんとも愛くるしいです^^
阿弥陀堂(国宝)
残念ながら阿弥陀堂は修復中で中を拝観することはできませんでした(2022年3月まで)
中央に阿弥陀如来像が安置されています。
(修復中は隣の御影堂に移されています)
西本願寺の本堂です。
経蔵(重要文化財)
回転式八角系の書棚があり「転輪蔵」ともよばれています。
普段は中は見ることはできないようです。
唐門(国宝)
桃山時代の豪華キンキラな装飾がされた門なのですがこの通り修復中でした^^;
あまりに豪華なので日が暮れるのも忘れてしまう程とかで「日暮らし門」ともよばれています。(こちらも2022年3月まで修復予定です)
飛雲閣(国宝)
京都三名閣の一つ、金閣、銀閣、そしてここ西本願寺の飛雲閣があります。
残念ながらこちらも修復中で全くみることができませんでした^^;
後世に残していく為の大事な修復ですから仕方ありませんね。
(こちらは2020年3月までの予定なのであと少しです!)
阿弥陀堂門(重要文化財)
西本願寺に向かって右側にあたる門です
こちらも格式高い重厚な門です。
書院と能舞台
国宝にもなっているので是非見ていって下さい。
後から知ったので私は見過ごしてしまいました…やはり行く前の予習が必要ですね^^
西本願寺と東本願寺があるけど違うの?
西本願寺の紹介をしてきましたが、東本願寺というお寺があるのも多くの方はご存知かと思います。
そしてこの西と東で何か違うの?
対立してるの?
など疑問に思う方も多い様です。
ざっくり言うと…。
戦国時代織田信長は勢力をつけてきた本願寺が天下統一の障害になると考えた。
ついに両者の間で戦いになってしまった(石山戦争)
仏法存続のため十一代顕如上人は信長と和解した。
(しかし実は和解は裏切られ信長は明智光秀に本願寺を攻撃するよう命令した。ところが明智光秀は「敵は本願寺にあらず本能寺にあり」といって信長を討つ。これが有名な本能寺の変です)
親子の溝は深まり顕如上人は三男の准如上人へ本願寺を譲り、これが西本願寺(本願寺派)となった。
その後徳川家康は本願寺が分裂することは自分にとっても有利と考え、長男教如上人に土地を寄進し東本願寺(大谷派)を建てさせた。
こうして西と東の本願寺が誕生したというわけです。
しかし、本願寺派、大谷派と宗派の違いはあれど元々の親鸞聖人の教えには西も東もありません^^
どちらもとても素敵なお寺なので両方参拝してみてくださいね。
西本願寺の拝観料と参拝時間
拝観料:無料
参拝時間 5:30〜17:00
西本願寺へのアクセス方法
・電車
JR.近鉄京都駅から徒歩20分程
・バス
市バス
阪急河原町.大宮駅から島原口下車
京阪七条駅から七条堀川下車
・車:無料駐車場あり
拝観料も駐車場も無料なところに感激してしまいました^^
【京都】受験生の合格祈願でにぎわう学問の神さま北野天満宮へお参りしてきました
受験生ではありませんが、梅の花が咲き始めたということで学問の神さま北野天満宮へお参りしてきました。
【目次】
北野天満宮について
全国に12000社ある天満宮、天神社の総本社です。
菅原道真公をお祀りしています。
菅原道真は幼少より学業に励み、優れた才能を持っていたことから学問の神さまとして親しまれています^^
北野天満宮の見どころ
一の鳥居
高さ11.4メートルの大鳥居で、花崗岩の一本柱でできています。
(駐車場に車を止めると参道を少し戻ったところにあります)
影向松
初雪が降るとご祭神が降臨して雪見の詩を詠まれるという伝説が残る松の木です。
「天神さんの七不思議」のひとつです。
伴氏社
道真公のお母様をお祀りしています。
そして北野天満宮には沢山の牛が見られますが、この伴氏社の横にいる牛は親子の牛となっています。
北野天満宮の牛さん
一の鳥居からの参道を歩いていくと左右に神牛がお出迎えしてくれます。
この神牛の体を撫でて拝むとご利益があるそうです。
楼門
二階建ての立派な門です。
道真公を讃えた言葉「文道大祖 風月本主」が掲げられています。
赤目の神牛さん
楼門をくぐるとすぐ見えるのがこの赤目の牛さん。
目が赤い理由は、道真公のお供であった牛が瞬きせずに一心に道真公を待つあまり、目が真っ赤になってしまったと言い伝えがあります。
他にも参拝客の願いを徹夜できいてくださるからという説も^^
ちなみに目を触ると頭が良くなるそうですよ♪
なで牛さん
こちらの牛さんは自分の体の悪いところとお牛さんの同じ場所を交互に撫でると回復するという信仰があります。
三光門(重要文化財)
本殿の前にある門です。
日・月・星の彫刻があることからこの名がついています。
日がみえますね。
こちらは月ですね。
星欠けの三光門
ところが星を探しても見当たりません。
実は星の彫刻は実際にはないとされ、「星欠けの三光門」と言われています。
それはかつて朝廷があった場所から天満宮を見ると、この門の上にちょうど北極星が輝いていたから。なんとロマンチックなこと^^
「天神さんの七不思議」の一つです。
本殿(国宝)
菅原道真公がお祀りされています。
桃山時代の華麗な装飾も見どころです。
この本殿の正面頭上には北野天満宮唯一の立ち牛がいます。
大黒天の灯籠
境内に大黒天様のいる灯籠があります。
この大黒天様の口の中に石を置いて落ちなければ、その石をお財布に入れ祈るとお金に困らないといわれています。
私も挑戦!お口がつるつるになっていてなかなか難しい(3回程挑戦してやっと成功しました^^)
梅苑
北野天満宮には約50種、1500本もの梅の木が植えられています。
まだ少し早いですね(2月初旬です) 梅苑内は有料ですが見る価値ありです。
毎年2月初旬〜3月下旬
入園料1000円 (中学生以上)、500円(子ども)
お茶菓子付き♪
梅苑内は見事ですが、境内にもあちこちに梅の木を見ることができます。
桜とはまた違った味わい^^
社殿前の左右にはひときわ大きな御神木の梅の木が。こちらはまだつぼみでした
。
ちなみに10月下旬〜12月上旬はもみじ苑が公開され、こちらも大変美しいそうです
(5月〜は青もみじの公開も。詳しくはHPでチェックしてみて下さい)
絵馬掛け所(一願成就のお牛さん)
奥に一願成就のお牛さんがお祀りされていて、撫でると一つだけ願いをかなえてくれるそうです。
地主社
参道からまっすぐの所にあるこちらの社は、北野天満宮創建前からある境内で一番古い社です。
なので社殿は参道から左にずれて建てられることになりました。
北野天満宮の休憩処で長五郎餅
東門付近のお茶屋さんでは、25日と、節分、梅苑開園時に名物の長五郎餅をいただけます。柔らかい生地に上品なこしあんが詰まっていてとても美味しい♪お持ち帰りもできます。
毎月25日に開催の天神さんの日
道真公の誕生日と亡くなられた日が25日であったことから毎月25日は天神さんの日として縁日が開かれお店が並びます。
6:00〜21:00までで夜はライトアップも!
北野天満宮を参拝して
境内のあちこちにいる牛さんに心が和みます。
ちらほら咲き始めた梅の花も美しく、梅の香りもほんのり漂います♪
そして学問、受験の神さまであることから、親子で参拝する姿が多くみられアットホームな感じ。
さすが「北野の天神さん」と親しまれているのをとても感じることができました^^
北野天満宮の拝観時間・拝観料
4月〜9月は5:00〜18:00
10月〜3月は5:30〜17:30
梅苑、もみじ苑の夜間ライトアップあり
(2020年は新型コロナの為ライトアップは終了しました)
拝観料: 無し
北野天満宮へのアクセス
・電車
・市バス
阪急大宮駅、西院駅
いずれも北野天満宮前下車すぐ
・車
参拝者専用無料駐車場
(毎月25日は縁日開催の為駐車できません)
【京都】☆世界遺産☆金閣寺に参拝してきました、見どころ沢山おすすめスポット紹介
世界遺産、「古都京都の文化財」の一つ金閣寺へ参拝してきました。
教科書やテレビなんかでは何度となく見てきた金閣寺、やはり自分の目で見たい!そして実際目の前にすると想像以上の感動でした。
そんな是非とも一度は訪れてほしい金閣寺をレポしたいと思います^^
【目次】
金閣寺について
正式名称は「鹿苑寺(ろくおんじ)」
舎利殿の金閣があまりに有名で「金閣寺」と呼ばれるようになりました。
ちなみに足利義満とはマンガ一休さんの将軍様といわれています^^
ご本尊は観音菩薩です。
金閣、銀閣(銀閣寺)、飛雲閣(西本願寺)を併せて「京の三閣」と呼ばれています。
金閣寺の見どころ
寺格を表す総門
総門の横に見られる塀は少し黄みががり5本の線が入っています。
これは寺格をあらわし、格式高いお寺であることを示しています。
金閣寺の鐘楼の鐘の音は
鐘楼です。(鐘が見えにくいですね> <)
この鐘は「ラ」の音が鳴るそうです。
櫟樫(いちいがし)
金閣寺が再建された江戸時代、その頃に植えられた木もしくは元々あった木でした。
京都周辺ではあまり見られない種で、貴重な木として京都の指定天然記念物になっています。
金色に輝く舎利殿
受付をぬけて歩いていくとぱっと目の前が開け
あまりにも美しい舎利殿。
一層は寝殿造で法水院(ホッスイイン)
二層は武家造で潮音洞(チョウオンドウ)
三層は中国風の禅宗仏殿造で究竟頂(クッキョウチョウ)とよばれています
異なる3つの様式が組み合わされた斬新な建物です。
屋根の上には中国でおめでたいとされる鳳凰が。
1階には釈迦如来坐像と義満の像が安置されています。
2階は観音菩薩坐像と四天王像、3階は仏舎利(お釈迦様の遺骨)が安置されています。
鏡湖池
真ん中に浮かぶ葦原島などの島や名石が配置された池泉回遊式庭園になっています。
池に映る金閣がとても綺麗でした。
方丈
実はこの方丈が金閣寺の本殿にあたる建物。ご本尊の観音菩薩が安置されています。
陸舟の松
足利義満が手植えしたと言われている松で樹齢は約600年。
京都三松のひとつです(ちなみに後二つは善峰寺の游竜の松、宝泉院の五葉の松)
銀河泉
義満がお茶の水に使ったとされる泉です。
現在も清水が湧き出ています。
巖下水
こちらは義満が手洗いに使ったとされる泉です。
金閣寺垣と虎渓橋
竹で編まれた垣根です。右と左で組み方が違うのが特徴です。
そしてこの階段を虎渓橋といいます。
上の丘までいけますがこの日は立ち入り禁止になっていました。
龍門滝
滝壺に龍が跳ね上がる姿に見える石が置かれていて「鯉魚石」(りぎょせき)と言います。これは鯉が滝を登りきると龍に化けるという中国の古事「登龍門」にちなんでいるそうです。
安民沢
日照りが続いても枯れない雨乞いの池であったそうです。
後ろを振り返ると緑の中に佇む金閣が見えました。
白蛇の塚
安民沢の真ん中の小島に立つ五輪の石塔。
鹿苑寺ができる前の所有地であった西園寺家の鎮守であったといわれています。
夕佳亭
ここから望む夕日に照らされた金閣が特によい(佳い)ことから名付けられた茶室です。
義満の孫である足利義政が使用していた手洗鉢がありました。
夕日に照らされた金閣も見てみたかったです(今回は時間が合わず^^;)
不動尊
金閣寺境内に現存する最も古い建物です。
眼病にご利益があるとされ、石不動明王がお祀りされています。
金閣寺内のお食事処
出口も近づくあたりにお休み処がありました。
500円でお抹茶とお菓子がいただけます。
お土産やさんもあり賑わっていました。
金閣寺を訪れて
さすが世界遺産!と思わず叫んでしまうほど圧倒されました。
本当に金ピカで見とれてしまいます。
私の中で日本で一番美しい建物暫定1位となりました^^
金閣寺を訪れるときに気をつけること
実際訪れて気づいたことですが、境内をルートに従い進んで行くと必然的に出口にでてしまいます。
つまり一番最初に見ることができた池と金閣の景色は逆戻りしないと再び見ることができません。
後で写真を撮ろうと思っていると「あれ?出口にでてしまった」となってしまうので注意です^^
金閣寺の拝観料と拝観時間
大人、高校生 400円
中、小学生300円
拝観時間 9:00〜17:00
年中無休
金閣寺へのアクセス
京都駅から金閣寺道 下車
車
最初の60分300円、以後30分毎150円
【京都】☆世界遺産☆謎に包まれた石庭のある龍安寺へ、見どころを紹介します
世界遺産「古都京都の文化財」の一つ、龍安寺へお詣りしてきました。
龍安寺について
1450年細川勝元によって創建されました。
ご本尊は釈迦如来です。
かつては豊富秀吉が訪れたり、また1975年にはエリザベス2世も訪れ石庭を絶賛したことで世界的にも知られるようになりました。
龍安寺の見どころ
・山門
一度洪水で消失したのち再建されました
・鏡容池
入ってすぐ目にするのが大きな池。カモさんがのんびり過ごしていました^^
池の水かさを測るのに使われる水分石(みくまりいし)も見えます。
・龍安寺垣
方丈庭園へ向かう参道にある階段の両脇には龍安寺垣と呼ばれる、割竹を菱形に張っている竹垣があります。菱形はカーブに対応しやすく長い竹垣に適した造りになっているそうです。
・庫裡(くり)
いわゆる玄関、木組と白壁が美しい建物です。
中に入って上を見上げると木組みがしっかり見えました。
・石庭(史跡、特別名勝)
龍安寺といえば石庭が大変有名です。
一五個の石が左から五・二・三・二・三と配置された、枯山水の庭園。
作者は不明で、一五の石が置かれたその意図も不明、まさにミステリアスなお庭です。
龍安寺石庭の石の不思議
この庭園の一五の石はどこから眺めても一四にしか見えないように配置されているそうです。(全体図)
・龍安寺の石庭は一五個見える!?
しかし!実は一度に一五個見えるポイントがあるそうで、そこに立ち実際見てきました。おや、わずかに見える石が(白枠)
↑こちらもわずかに見えています(白枠)
見えていますね^^
ちょうど石庭に向かって右端の方から眺めると確かに一度に一五見えるポイントがありました^^
・方丈(重要文化財)
龍安寺の方丈は1797年の火災で消失したので、西源院の方丈が移築されたものです。
ここは侵入禁止になっていましたがおそらく向こうは非公開の仏殿だと思われます。
・蹲ばい
真ん中の水穴を「口」とすると「吾唯足知」(われただたることをしる)と読むことができます。
これは今を満ち足りたものとし、現状に不満をもたないことというお釈迦さまの教えです。
龍安寺のお食事処
綺麗な庭園内を歩いていると
湯豆腐のお店発見。
名物となっていますね。少々値がはるので見送りましたが雰囲気も良くきっと美味しいのでしょうね^^
龍安寺を参拝して
仏殿は非公開のため参拝はできませんでしたが、綺麗で静かな庭園は歩いているだけでとても気持ちがよかったです。
方丈の縁側に腰掛けてじっくり石庭を眺めつつ、一五の石を一度に見ることができたのも少しテンションが上がりました^^
庭園内の苔も美しくとても素敵なお寺でした。
龍安寺の拝観料
・大人・高校生500円
・小・中学生300円
龍安寺へのアクセス
・電車
・JRバス
京都駅から龍安寺前下車すぐ
・車
石庭拝観者に限り1時間無料
【京都】☆世界遺産☆仁和寺に参拝してきました、見ておきたいおすすめスポット紹介
「古都京都の文化財」の一つとして世界遺産に登録されている仁和寺へ参拝してきました。
仁和寺について
しかし光孝天皇は完成を見ずに亡くなり、その後その意思を受け継いだ宇多天皇によって888年に建立された寺院です。
皇室にゆかりの深いお寺から「御室御所(おむろごしょ)」とも呼ばれました。
御本尊は阿弥陀三尊です。
仁和寺の見どころ
仁和寺には沢山の歴史的建造物があります。
・仁王門(重要文化財)
江戸時代に建立された門です。
想像以上に大きく大変立派な門で驚きました。
・勅使門
この中は出家後の宇多天皇が住んでいた御殿です。
勅使門の近くには天皇皇后両陛下行幸記念樹が植えられています。
皇室ゆかりであることがうかがえます。
現天皇陛下の参拝記念樹も。
・中門(重要文化財)
仁和寺の真ん中ほどにある朱色の門、少し色褪せた色からも歴史を感じます。
・御室桜
中門を抜けてすぐ左に広がる桜の林。
国の名勝、また桜の名所100選にも選ばれています。
江戸時代より庶民の桜として親しまれてきた桜で、背が低く目線の高さで桜を楽しむことができるそう。
2月はこのような姿ですが、春にはとても美しい風景が見られるのでしょうね^^
・五重の塔(重要文化財)
この五重の塔は上から下まで角層の屋根の幅がほぼ同じなのが特徴。
近くで見るほどとても立派で圧倒されます。
・金堂(国宝)
元は御所内裏の紫宸殿を移築したもので、現存する最古の紫宸殿でもあり、宮殿建築を伝える貴重な建物です。
そしてこの金堂で忘れず見て欲しいのが屋根の上の亀に乗った仙人の瓦。
この仙人は黄安(こうあん)と呼ばれ、3000〜4000年に一度しか顔を出さないこの亀を、3〜4回見たとされ永遠の象徴とされたそうです。
じっくり瓦を見てみるのもおもしろいです^^
・経蔵(重要文化財)
ここは経典を収める倉庫になっていて、中には6323巻の膨大な量の経典が収められているそうです。
内部には数体の仏像も安置されていて、春と秋に特別一般公開されています。
・鐘楼(重要文化財)
字の通り鐘が釣られている楼閣。
仁和寺の鐘楼は「袴腰式」と呼ばれる建築様式で、下の黒い部分が袴の様に見えます。
立派な屋根付きでかっこいい鐘楼ですね^^
・水掛不動尊
鐘楼の左奥手に水掛不動尊があるのですが、あいにく工事中?のようで近くに行けませんでした。
ここのお不動様が立っている石は菅原道真が宇多法皇を訪れた際に腰かけた石だそうです。
・御影堂(重要文化財)
弘法大師がお祀りされています。
檜皮葺(ひわだぶき)という屋根の造りで、正方形の建物です。
堂内には千手観音菩薩立像をはじめ三十三体の仏像が祀られています。
よく見ると堂内から二本の紐が!
これは千手ひもといって中の千手観音さまの手と繋がっているそうです。
紐を持ち真言を唱えお祈りします。
姿を見ることはできませんが、とてもありがたい気持ちになれました^^
仁和寺御殿内を拝観
かつて宇多法皇が住んでいたところです。
・本坊表門(重要文化財)
入り口を入ると広いお屋敷が広がります。
御殿内の建物はほぼ登録有形文化財のようです。
・白書院
立派な襖絵。
・宸殿
2020年2月現在、宸殿はあいにくの改修中でした。
なので宸殿の横にある南庭の砂の模様も半分でした。
宸殿の北側にある北庭から眺める五重の塔と手前には重要文化財の茶室「飛濤亭」が見えますがこちらも残念なことに足場が^^;
・黒書院
黒書院の襖絵も素晴らしいです。
縁側で美しい庭を眺めつつ少し休憩。
空いていたのでできたこと^^
・霊明殿
霊明殿に続く廊下から木々の間にちらっと見えた重要文化財「遼廓亭」
非公開といわれると中はどの様になっているのか余計に想像をかきたてられます。
(5名以上有料予約で拝観できるそう)
御殿の一番奥に位置する霊明殿には歴代門跡の尊牌と薬師如来像が安置されています。
仁和寺を参拝して
国宝から登録文化財、有形文化財と美しい建築物からなる仁和寺はとても見応えのあるお寺です。
仁王門から中門までのこのぬけた感じと、中門のさらに奥に見える金堂、この景色がとても好きです。
御室桜が咲き更に美しいであろう春の季節にもまた訪れてみたいです^^
仁和寺の拝観料
・境内は無料
・御殿 大人500円、小中300円
・遼廓亭・飛濤亭 ¥1000 5名以上要予約
・霊宝館(期間限定) 大人500、小中高無料
・花まつり(桜の時期)のみ入山 大人500、小中高無料
仁和寺へのアクセス
電車
・JR嵯峨野線 「花園」徒歩15分
バス
JR京都駅、京阪三条駅、阪急大宮駅、阪急西院駅から「御室仁和寺」下車すぐ
・JRバス
JR京都駅から「御室仁和寺」下車すぐ
車
・駐車料金500円
【西国七福神巡り】商売繁盛の神様、恵比寿神をお祀りする呉服神社へ
西国七福神の一つ、恵比寿神をお祀りする呉服神社へお詣りしてきました。
呉服神社へのアクセス
阪急池田駅から西へ300m、徒歩5分程です。
池田の駅を出るとすぐに大きな鳥居がありました。
呉服神社の七福神、恵比寿神について
恵比寿神は「えべっさん」として親しまれている商売繁盛の神さまです。
日本の神様で「夷、戎、蛭子」とも書きます。
ここ呉服神社では本堂の右手にあるこちらにお祀りされています。
。
阪急西国七福神巡りに参加するといただける七福神人形、恵比寿神をいただきました。
これで7つの神様が揃いました。七福神巡り完結です!
呉服神社について
呉服神社は呉服とかいて「くれは」と読みます。
応神天皇の御代に呉の国よりこの地に渡来し、織物、染色の技術を我が国に伝えたとされている呉服(くれはとり)と仁徳天皇をお祀りしています。
ステンドグラスが美しい拝殿。
「くれは」の呼び名は呉の国の「くれ」と機織(はたおり)が「はとり」と変化し「くれはとり」となったとされ、呉服(ごふく)の語源となりました。
間違えてしまいそうな呼び名ですが繋がっていましたね^^
服に関係があるとして服飾関係者の信仰が集まっているそうです。
呉服神社の見どころ
恵比寿神の拝殿の右横にある「叩き板」三度叩くと幸が来るそうです。
拝殿内や拝殿まわりに沢山吊ってあるえびす提灯。
呉服神社をお詣りして
ごふくと書いてくれは、語源は呉の国(現中国)から伝わったはたおり。
そう知るとなぜくれはと呼ぶのかわかり面白いです。
こじんまりとした神社でしたが、参拝者はほどよくいました。
御朱印がとても素敵らしいので集めている方は是非^^
☆おまけ☆
阪急電車のジャッキー号に出会えました
大人気絵本「くまのがっこう」と阪急電車のコラボトレインです。
2019/11/1〜2020/3/31まで阪急神戸線、宝塚線、京都線の各線1編成ずつ運行。
各沿線のイメージカラーのヘッドマークがついています^^
そして七福神巡り、全て参拝することができました!
阪急西国七福神巡りについてはこちらに書いています↓
【西国七福神巡り】財運や音楽の神様で知られる弁財天をお祀りする瀧安寺へ
西国七福神の一つ、弁財天をお祀りする箕面の瀧安寺へお詣りしてきました。
瀧安寺までのアクセス
阪急箕面駅から北へ900m、徒歩30分弱です。
箕面公園昆虫館が見えてきました。
そのすぐ先に瀧安寺の鳥居が建っています。
瀧安寺の七福神、弁財天について
弁財天は財運・芸能の神様として信仰されています。
弁財天がお祀りされている本堂は少し山の上にありました。
階段を登ると本堂がみえます。
弁財天は瀧安寺の御本尊で、日本で最初で最古の弁財天がお祀りされています。
阪急西国七福神巡りに参加するといただける七福神人形、弁財天が仲間入りしました^^
(西国七福神巡り6箇所目)
瀧安寺の見どころ
こちらの山門は一八〇九年に京都御所から移築されたもので総けやき造です。
観音堂には主尊の如意輪観音、阿弥陀如来、空海・圓珍・千観の三上人が安置されています。
この様なところに日本の建築美を感じます。
鮮やかな瑞雲橋を渡った先には国の有形文化財にも指定されている鳳凰閣がありますが、平成30年9月の台風21号により甚大な被害を受け立ち入り禁止となっていました。
瑞雲橋の下を覗くと水が澄んでいて魚が泳いでいるのが見えました。
望海丘展望台までの道は甘くなかった笑
さて、瑞雲橋から少し下ると望海丘展望台という案内がありました。
海を望む丘、これはきっと素晴らしい景色が見れるに違いないと思い行ってみることにしました。
これがなかなかしんどかった…展望台までの距離は280mほどらしいのですがとてつもなく遠く感じました^^;
しかしながらやはり景色は最高でした。
曇り空が残念でしたが登ってきた甲斐はありました。
瀧安寺をお詣りして
箕面国定公園内にあり道中も川のせせらぎを聞きながら歩いてお詣りできとても気持ちがよかったです。
また秋の紅葉の時期はさらに美しい景色を堪能することができます。
そしてさらに奥へ行くと箕面大滝もあるので時間があれば是非そちらも!
(私は行ったことがあるので今回は見送りました)
帰りに有名なもみじの天ぷらを買いました。
やっぱり美味しい^^
☆おまけ☆
昔の箕面スパーガーデンです。
(CMの曲が頭に流れました…わかる方にはわかるかと笑)
阪急西国七福神巡りについても書いています
【西国七福神巡り】財福と家内安全の神様、大黒天がお祀りされている西江寺へ
西国七福神の一つ、大黒天さまをお祀りしている箕面の西江寺へお詣りしてきました。
西江寺までのアクセス
阪急箕面駅から北東へ300m、徒歩5分です。
しかし5分の道のりがなだらかではあるけど上り坂。
少し息があがってきたところで(運動不足すぎですね)鳥居が見えました。
西江寺の七福神、大黒天について
大黒天は五穀豊穣と財福の神様・家内安全の神様として信仰されています。
また大黒さまが天・地・人を守ることから屋台骨を支えるものを大黒柱と呼び、家の大黒柱も大黒さまからそう呼ばれているそうです。
大黒天さまは奥の本殿にいくまでのこちらにお祀りされています。
日本では珍しい立象大黒天です。
西国七福神巡りに参加していただける5つ目の七福神人形が仲間入りしました^^
西江寺ってどんなお寺?
歓喜天は縁結びの神様として伝わり、象頭人身の男女が抱き合う形をしているので夫婦和合・安産・子宝の神様としても信仰されています。
地元では『箕面の聖天さん』と呼ばれ親しまれています。
山の麓にあるので境内は階段がいくつかあり、
一番奥までのぼってきたところに本堂があります。
西江寺の見どころ
(お天気が曇ってきたのでどんよりフォトです…)
境内はそれほど広くはありませんが、箕面公園内にあるので秋の紅葉はとても綺麗だそうです。
冬から春ごろは椿の名所としても知られているそうですよ。
手水舎に吊ってあった手ぬぐいにほっこり^^
西江寺の開山者である役行者(えんのぎょうしや)と老婆に化身した歓喜天が対談したとされる「対談石」もあるので見てみてくださいね。
私は見過ごしてしまいました、、(西江寺HPよりお借りしました)
また「懸想文」と呼ばれる願いを叶えるお札が有名で、懸想文を玄関や床下、床柱にさしておくと、美男美女になり良縁やお金が増え福がくるといわれているそうです。
西江寺をお詣りして
木々が茂りどこか昔の家の庭先にいるような、そんな静かで居心地の良いお寺でした。
お天気がよければ景色もよかったかも!
『西国七福神巡り』についても書いています↓↓
【西国七福神巡り】幸福の神様、布袋尊をお祀りする清荒神へ
七福神の1人、幸運の福神様である布袋尊がお祀りされている清荒神へお参りしてきました。
清荒神へのアクセス
阪急清荒神駅から北へ1キロ、距離は結構ありちょっとしたハイキングです。時間にして20分弱でした。
駅前からお店が続いています。
すぐ鳥居が現れましたがまだまだここからです。
参道にはお店がたくさんあり見たり食べたりしながら歩けるので楽しい。
こんな感じでずらーっとお店が。
しかし若干の坂道でもありまた参道の人混みで
なかなか疲れながらの道中でした^^;
いよいよ山門が見えてきました!
(右に見えるのが山門。三が日の為かこの日は出口のルートになっていました)
清荒神の七福神、布袋尊について
そして布袋尊がお祀りされているところですが、入って左側に朱色の鮮やかな欄干、両脇に布袋尊がどーんと座っている橋があり、
その橋を渡ると正面に見える拝殿。
こちらにお祀りされているとばかり思っていたのですが、こちらではなくこの拝殿を左にまわってちょうど後ろにある護法堂に布袋尊はお祀りされています。お間違いなく^^
そして阪急七福神巡りに参加していただける参拝印と布袋尊人形は、奥にある本殿の横でいただけるのでこちらもお間違いなく。
(阪急七福神巡り四箇所目)
清荒神について
清荒神のご本尊が大日如来そして鎮守社として三宝荒神社があり、「神仏習合」から「清荒神清澄寺」が正式名称です。
山門をくぐると山に囲まれた綺麗な広い境内がひろがります。
樹齢500年の二本の大銀杏があり宝塚市の天然記念物にも指定されているそうです。
拝殿の右手にあるこちらの階段から本殿へ。
清荒神の本殿にはご本尊の大日如来像(重要文化財)向かって左側に不動明王、右側に弘法大師がお祀りされています。
本殿の右横には賓頭盧尊者坐像と呼ばれる「なでぼとけ」「おびんずるさま」が安置されていてこの像を撫でると病気が平結すると言われています。
しかしこの日は長蛇の列ができており残念ながらまた次の機会に^^;
清荒神のみどころ
本殿から階段を降りると江戸時代初期から中期に作成された池泉式回遊庭園があり滝や亀島、舟着石などが組み合わされた鑑賞式庭園ということですがどれがどれかは分かりませんでした^^;
沢山の鯉が泳いでいました。
階段を降りながら見えてきたのは「一願地蔵尊」と呼ばれる立派な立像。
水をかけて1つの願いを念ずればご利益があるとされています。
その他の見どころ
今回はじっくり見ることができませんでしたが
清荒神には他にもいくつかの神様仏様がお祀りされています。
「荒神影向の榊」
拝殿の裏にあり荒神様がお姿を現されたと伝えられています。
いつのころからかそこに供えられたお賽銭をいただいて帰り、紙に包んで財布に入れておくと小遣銭に不自由せず次に参拝されるまで御守りとして持っていると吉事があるといわれているそうです。
「眼神祠」
拝殿の裏右手にあり昔は清水が湧き出しその水で目を洗っていたようで、名前からして眼の神様がお祀りされているようです。
「龍王堂」
眼神祠の横にあり善女龍王がお祀りされています。雨を祈る神様です。
「神変大菩薩」
拝殿の右にあり役業者をお祀りしています。病気・災難を取り除くといわれています。
「護牛神堂」
拝殿へ向かう橋の右手にあり牛頭天王、弘法大師、不動明王が合祀されています。
牛の護符を授かり牛を護る農家の方々の信仰を集めています。
「龍王滝」
境内の右奥のほうへ進むと滝があります。不動明王がお祀りされています。
清荒神を参拝して
駅からは随分歩いたけれど綺麗で清々しい気分になれたお寺でした。
帰りの道中は美味しい匂いに誘われて^^;
見たことのない大きなお麩!
丁稚羊羹はみずみずしくて美味しかった。
参道にはお店も沢山並んでいて、美味しそうな匂いに誘惑されながら歩くのも楽しかったです。
秋に立派な大銀杏の見事であろう紅葉も見に行ってみたいし、今回は少し急ぎ足だったので次回はもっとゆっくりお詣りしたいです。
『西国七福神巡り』についても書いています^^
【西国七福神巡り】長寿の神様、寿老神をお祀りする中山寺へ
七福神の一人、長寿を司る寿老神がお祀りされている西国七福神のお寺中山寺へお詣りしてきました。
中山寺へのアクセス
阪急中山観音駅から北へすぐです。
改札を出ると数件のお土産屋さんが並んでいます。
そこを抜けると立派な山門。ここが中山寺の入口となります。
中山寺はかなり広いお寺で、本堂までに各干支の守本尊が左右ずらーっとお祀りされていました。
中山寺の七福神について
中山寺には西国七福神の一人、寿老神がお祀りされています。寿老神は長寿の神様です。本堂ではなく寿老神堂にお祀りされています。本堂をお詣り後にこちらへまいります。
西国七福神巡りに参加するといただける七福神人形をいただきました。
(西国七福神巡り三箇所目!)
中山寺について
中山寺は西国三十三ヶ所霊場の第二十四番札所で聖徳太子が創建した日本最初の観音霊場です。
ご本尊は十一面観世音菩薩で安産・求子の観音様として信仰されています。
『腹帯』で有名ですね^^
中山寺のその他の見どころ
中山寺は広いお寺です。
立派な山門
五重の塔
地下にお釈迦様の遺骨が納められているそうです。
大願塔
こちらはご先祖様を供養する建物のようです。中山寺の中でもひときは大きな建物で平成19年に再建された新しくてわりとハイブリッドな建物なんだとか。
干支の守本尊
中山寺には本堂から山門までの間に各干支の守本尊がそれぞれ祀られています。
干支の守本尊って知っていますか?
生まれ年の干支によってご縁のある仏様が守本尊です。
子 (千手観音)
丑・寅 (虚空蔵菩薩)
卯 (文殊菩薩)
辰・巳 (普賢菩薩)
午 (勢至菩薩)
未・申 (大日如来)
酉 (不動明王)
戌・亥 (阿弥陀如来)
中山寺にはこれらの干支の守本尊がお祀りされているので、自分にご縁のある仏様をお詣りするといいですね^^
中山寺を参拝して
新年三が日ということもあり想像以上の賑わいでした。
本堂はもちろん五重の塔など立派な建物も見応えがあります。
西国七福神巡りとしてお詣りしましたが、安産祈願や(私は該当しませんが^^;)生まれ年の干支の守本尊をお詣りできるのでまた訪れたいお寺です。
☆おまけ☆
七福神のヘッドマークをつけた阪急電車に出会えました
西国七福神巡りのヘッドマークをつけた阪急電車は2019/12/26〜2020/1/31頃まで走っていました^^
西国七福神巡りについてはこちら↓
【西国七福神巡り】福寿を司る神様、福禄寿をお祀りする圓満寺へ
西国七福神の一つ、福禄寿をお祀りしている圓満寺へ参拝してきました。
圓満寺へのアクセス
阪急蛍池駅から東南へ約徒歩5分です。
入口から奥まったところまで少し階段を登ります。
圓満寺ってどんなお寺?
圓満寺は西国七福神の中の福寿を司る神様「福禄寿」をお祀りしています。
本堂内、ご本尊の左側に鎮座されています。
お詣りをして「西国七福神巡り」に参加するといただける福禄寿人形をいただきました^^(西国七福神巡り二か所目)
圓満寺のみどころ
圓満寺のご本尊は「阿弥陀如来坐像」で平安時代後期のものだそう。
(ご本尊の写真は撮りませんので参拝してご覧下さいね)
立派な鐘です。
大晦日になると除夜の鐘をつきに来る人々で賑わうそうです。
また圓満寺は「野球」の名付け親である中馬庚(ちゅうまかのえ)という方のお墓が在り、著名な野球選手も参拝に訪れるそうです。
圓満寺を参拝して
滞在時間は10分もあれば十分なくらいの小さなお寺でした。
春は桜、秋には紅葉が美しく、特に秋の紅葉は「豊中市新百景」にも指定されているそうです。
蛍池の駅からもすぐなので花木が賑わう時期にまた立ち寄ってみたいです。
☆おまけ☆
初詣のヘッドマークをつけた阪急電車に出会えました!
毎年恒例の初詣ヘッドマーク。
2020年はねずみの土鈴に松竹梅をあしらったおめでたいデザインです。
12/26~1/7頃まで各線4編成の12編成に掲出されていました。
出会えてよかった^^
西国七福神巡りについてはこちら^^↓↓
【西国七福神巡り】勝ち運の神様、毘沙門天をお祀りする萩の寺へ
西国七福神の一つである毘沙門天様が祀られている、東光院萩の寺へ参拝してきました。
萩の寺へのアクセス
阪急宝塚線の曽根駅から北へ5分程の住宅街の中にありました。
延命橋という縁起の良い名前の橋があり(下は川ではなく公園でした)ここを渡ると到着です。
東光院萩の寺ってどんなお寺?
毘沙門天は開運や出世、合格などの勝負事にご利益があるとされ信仰されています。
参拝料を入り口にある竹筒の中に入れ入場。
お詣りをして「西国七福神巡り」に参加するといただける毘沙門天人形をいただきました!
うずらの卵サイズがなんともかわいい^^
萩の寺の見どころ
常勝石
毘沙門天の御神体で1月は元旦から15日まで開放されています。
靴を脱いで円座席にすわり心願成就をお祈りすることができます。
大阪みどりの百選にもえらばれている萩露園
正岡子規や高浜虚子などの句碑が立ち並ぶ風光明媚な庭園があります。
(冬はちょっと寂しげでしたが^^;)
秋には萩の花が咲き乱れるそうです。
これは蕾でしょうか?
立派な木ですね。
西国七福神讃歌。どんなメロディか気になります。
東光院萩の寺をお詣りして
こじんまりと居心地の良いお寺、冬の時期は花木が少し寂しいけれど、深とした空気がそれもまた良し。
お彼岸の頃にはお寺の名前の通り萩の花が咲き乱れとても綺麗だそうです。
その時期にお詣りもまたいいかもしれませんね^^
西国七福神巡りについても書いています↓^^
【西国七福神巡り】阪急電車に乗って厄除開運の寺社巡り
7つの社寺を巡り参拝印を全部集めると阪急電鉄オリジナルミニチュア電車やオリジナル金杯がもらえます。
大福帳を購入(300円)し各社寺にて参拝印(朱印料300円)を受けミニチュア七福神をいただきながら巡ります。
各社寺にていただけるミニ七福神人形と宝船に見立てた阪急電車がとてもかわいかったので私はミニチュア電車コースにしました^^
七福神について
平安時代、福をもたらす神様として、恵比寿神、大黒天、毘沙門天、福禄寿、弁財天、寿老神、布袋尊のそれぞれの神様が個々に信仰されていました。
室町時代になるとこれらの神様は『七』と言う聖数をあてられ信仰されるようになりました。
これが『七福神』のはじまりです。
阪急沿線の西国七福神
阪急沿線にはこれらの七福神をお祀りしている神社やお寺があり、西国七福神と呼ばれています。
萩の寺(曽根)…毘沙門天
圓満寺(蛍池)…福禄寿
中山寺(中山観音)…寿老神
阪急のぐるっと初詣パス切符でお得に巡ろう
西国七福神巡りをするにあたってとてもお得な1日フリー切符があります。
それがこのぐるっと初詣パス。
有効期間中(2020年は1月1日から1月7日まで)好きな1日に限り有効区間内が乗り降り自由な切符です(元旦に限っては前日12月31日18時以降から利用可能)
大人500円、有効区間は切符の絵柄になっています。
西国七福神巡りはもちろんその他の社寺に参拝する場合も場所によってはとてもお得なのでこの時期に行くなら使わない手はないでしょう^^
【ぐるっと初詣パスでいただけた記念品】
しかもこのぐるっと初詣パスには、各社寺にて記念品がいただける記念品授与券がついています。
清荒神で招福箸を。
門戸厄神は西国七福神ではありませんがいい機会なので参拝してきました。
他の記念品はこちら
(阪急電鉄HPより)
記念品がいただける所は全てフリーパスで行けるのかな?と思いましたがそうではなさそうです^^;
西国七福神巡りのルート一例
七福神巡りには決まった順番はないので自由に巡ることができますが、私が巡ったルートを紹介したいと思います。
その前にまず、私は七福神を1日でまわりきることができませんでした…
参拝印を頂き、ミニ七福神人形を頂くには社務所が開いている時間に行かなければならないのですが、だいたい16時か17時で閉まるようです。(各社寺のホームページで確認して下さいね)
1日目最初の萩の寺を13:00よりスタート
これが遅すぎましたね^^;
1日目:曽根の萩の寺→蛍池の圓満寺→(ここで確実に回りきれない事に気づく)→一気に移動して中山観音の中山寺→清荒神の清荒神(1日目終了)
2日目:箕面の西江寺→箕面の瀧安寺→池田の呉服神社(西国七福神巡り完結)
→豊中により七箇所全てまわれた記念品のミニチュア阪急電車をいただく^^
せっかくの初詣パスなのでそこから
→門戸厄神の東光寺にも参拝してきました
1日目の出遅れで2日に分けての七福神巡りになりましたが、結果これがよかったようで、一つ一つの社寺をゆっくり参拝することができました。
中山寺はかなり広いお寺だし、清荒神や箕面の瀧安寺は駅からかなり距離があるので、1日だと駆け足になっていたかもです。
阪急西国七福神巡りを終えて
阪急電車で西国七福神を巡り、新年を気持ち新たにスタートすることができました・
また今まで参拝したことのなかった社寺を拝観することもできとても有意義な時間を過ごすことができました^^
【京都】山科毘沙門堂の美しい紅葉、有名な散りもみじ
京都は山科にある、紅葉が美しいことで知られる毘沙門堂門跡へ参拝してきました
毘沙門堂へ車でのアクセス
車で行ったのですが完全に下調べ不足でした。
大渋滞&道が狭い>_<
ギリギリ対向車とすれ違いできるほどの道。
全くすれ違いできない箇所もあります。おまけに歩行者ぞろぞろ。
途中踏み切りもあったりで、時間は15時頃でしたが行きと帰りの車でごった返しでした。
駅からは歩いて15分程なので電車で行けば良かった…。
毘沙門堂の駐車場
駐車場は広めでしたがやはり満車で少し待ちました。
出入りの連携がうまくできてなくて、待っている場所の近くが空けば停められるという少々運まかせ。料金は無料です。
毘沙門堂のご利益
四天王の一尊でありまた七福神の一尊でもある毘沙門天様は特に勝負事にご利益があると崇められています。
境内はとりわけ広いわけではなくこじんまりと自然に囲まれたお寺でした。
入り口、仁王門の前はかなり急な階段です。
駐車場のある裏からも入ることができ、そちらに回れば急な階段なしで境内に入れます。
仁王門をくぐると本殿の前に行列が。
これは御朱印受付の行列でした。
参拝だけする場合は左から先へ進みます。
本殿へ参拝です。
特別拝観で本殿の内部、またその奥の有料ゾーンを見学することができます。
特別拝観受付は16:30まで(12月は16:00)
毘沙門堂の見どころ
有料ゾーンは大人500円。
本殿の内部で参拝ができます。
本殿の裏側へ回れば紅葉に囲まれた弁天堂が。
さらに奥の建物へと進みます。
建物の内部は撮影禁止でした。
見る角度によって変化する天井龍の絵や鯉の絵などを見る事ができました。
一番奥には晩翠園と呼ばれるこんなに美しい庭園が。
たぬきさんが一休み。
今は枝のみですが樹齢百数十年の枝垂れ桜。
枝張りがとても立派で美しい春の光景が目に浮かびます。
毘沙門堂の美しい紅葉
桜も見応えがありそうですが、なんといっても秋のもみじ。
石段を埋め尽くす散りもみじが有名です。
ハートをつくってみました^^
わんちゃんもいました。
建物の中以外は犬OKのようですね。
毘沙門堂でちょっと休憩
毘沙門堂内にはお休み処が一箇所あります。
がっつりお食事できる程のメニュー数ではなさそうですが、「酒粕豆乳湯葉うどん」が気になり参拝を終えて寄ってみたら閉店していました。
16:30で閉店でした、残念!
毘沙門堂へ行ってきた感想
到着してから帰るまで2時間程の滞在でした。
こじんまりとしたお寺ですがそれでも紅葉を存分に満喫できました。
内部拝観も建物の中を歩き回れて見応えあってよかったですよ。
ただ車で来る場合は混雑覚悟です^^;