【京都】☆世界遺産☆仁和寺に参拝してきました、見ておきたいおすすめスポット紹介
「古都京都の文化財」の一つとして世界遺産に登録されている仁和寺へ参拝してきました。
仁和寺について
しかし光孝天皇は完成を見ずに亡くなり、その後その意思を受け継いだ宇多天皇によって888年に建立された寺院です。
皇室にゆかりの深いお寺から「御室御所(おむろごしょ)」とも呼ばれました。
御本尊は阿弥陀三尊です。
仁和寺の見どころ
仁和寺には沢山の歴史的建造物があります。
・仁王門(重要文化財)
江戸時代に建立された門です。
想像以上に大きく大変立派な門で驚きました。
・勅使門
この中は出家後の宇多天皇が住んでいた御殿です。
勅使門の近くには天皇皇后両陛下行幸記念樹が植えられています。
皇室ゆかりであることがうかがえます。
現天皇陛下の参拝記念樹も。
・中門(重要文化財)
仁和寺の真ん中ほどにある朱色の門、少し色褪せた色からも歴史を感じます。
・御室桜
中門を抜けてすぐ左に広がる桜の林。
国の名勝、また桜の名所100選にも選ばれています。
江戸時代より庶民の桜として親しまれてきた桜で、背が低く目線の高さで桜を楽しむことができるそう。
2月はこのような姿ですが、春にはとても美しい風景が見られるのでしょうね^^
・五重の塔(重要文化財)
この五重の塔は上から下まで角層の屋根の幅がほぼ同じなのが特徴。
近くで見るほどとても立派で圧倒されます。
・金堂(国宝)
元は御所内裏の紫宸殿を移築したもので、現存する最古の紫宸殿でもあり、宮殿建築を伝える貴重な建物です。
そしてこの金堂で忘れず見て欲しいのが屋根の上の亀に乗った仙人の瓦。
この仙人は黄安(こうあん)と呼ばれ、3000〜4000年に一度しか顔を出さないこの亀を、3〜4回見たとされ永遠の象徴とされたそうです。
じっくり瓦を見てみるのもおもしろいです^^
・経蔵(重要文化財)
ここは経典を収める倉庫になっていて、中には6323巻の膨大な量の経典が収められているそうです。
内部には数体の仏像も安置されていて、春と秋に特別一般公開されています。
・鐘楼(重要文化財)
字の通り鐘が釣られている楼閣。
仁和寺の鐘楼は「袴腰式」と呼ばれる建築様式で、下の黒い部分が袴の様に見えます。
立派な屋根付きでかっこいい鐘楼ですね^^
・水掛不動尊
鐘楼の左奥手に水掛不動尊があるのですが、あいにく工事中?のようで近くに行けませんでした。
ここのお不動様が立っている石は菅原道真が宇多法皇を訪れた際に腰かけた石だそうです。
・御影堂(重要文化財)
弘法大師がお祀りされています。
檜皮葺(ひわだぶき)という屋根の造りで、正方形の建物です。
堂内には千手観音菩薩立像をはじめ三十三体の仏像が祀られています。
よく見ると堂内から二本の紐が!
これは千手ひもといって中の千手観音さまの手と繋がっているそうです。
紐を持ち真言を唱えお祈りします。
姿を見ることはできませんが、とてもありがたい気持ちになれました^^
仁和寺御殿内を拝観
かつて宇多法皇が住んでいたところです。
・本坊表門(重要文化財)
入り口を入ると広いお屋敷が広がります。
御殿内の建物はほぼ登録有形文化財のようです。
・白書院
立派な襖絵。
・宸殿
2020年2月現在、宸殿はあいにくの改修中でした。
なので宸殿の横にある南庭の砂の模様も半分でした。
宸殿の北側にある北庭から眺める五重の塔と手前には重要文化財の茶室「飛濤亭」が見えますがこちらも残念なことに足場が^^;
・黒書院
黒書院の襖絵も素晴らしいです。
縁側で美しい庭を眺めつつ少し休憩。
空いていたのでできたこと^^
・霊明殿
霊明殿に続く廊下から木々の間にちらっと見えた重要文化財「遼廓亭」
非公開といわれると中はどの様になっているのか余計に想像をかきたてられます。
(5名以上有料予約で拝観できるそう)
御殿の一番奥に位置する霊明殿には歴代門跡の尊牌と薬師如来像が安置されています。
仁和寺を参拝して
国宝から登録文化財、有形文化財と美しい建築物からなる仁和寺はとても見応えのあるお寺です。
仁王門から中門までのこのぬけた感じと、中門のさらに奥に見える金堂、この景色がとても好きです。
御室桜が咲き更に美しいであろう春の季節にもまた訪れてみたいです^^
仁和寺の拝観料
・境内は無料
・御殿 大人500円、小中300円
・遼廓亭・飛濤亭 ¥1000 5名以上要予約
・霊宝館(期間限定) 大人500、小中高無料
・花まつり(桜の時期)のみ入山 大人500、小中高無料
仁和寺へのアクセス
電車
・JR嵯峨野線 「花園」徒歩15分
バス
JR京都駅、京阪三条駅、阪急大宮駅、阪急西院駅から「御室仁和寺」下車すぐ
・JRバス
JR京都駅から「御室仁和寺」下車すぐ
車
・駐車料金500円