【京都】☆世界遺産☆謎に包まれた石庭のある龍安寺へ、見どころを紹介します
世界遺産「古都京都の文化財」の一つ、龍安寺へお詣りしてきました。
龍安寺について
1450年細川勝元によって創建されました。
ご本尊は釈迦如来です。
かつては豊富秀吉が訪れたり、また1975年にはエリザベス2世も訪れ石庭を絶賛したことで世界的にも知られるようになりました。
龍安寺の見どころ
・山門
一度洪水で消失したのち再建されました
・鏡容池
入ってすぐ目にするのが大きな池。カモさんがのんびり過ごしていました^^
池の水かさを測るのに使われる水分石(みくまりいし)も見えます。
・龍安寺垣
方丈庭園へ向かう参道にある階段の両脇には龍安寺垣と呼ばれる、割竹を菱形に張っている竹垣があります。菱形はカーブに対応しやすく長い竹垣に適した造りになっているそうです。
・庫裡(くり)
いわゆる玄関、木組と白壁が美しい建物です。
中に入って上を見上げると木組みがしっかり見えました。
・石庭(史跡、特別名勝)
龍安寺といえば石庭が大変有名です。
一五個の石が左から五・二・三・二・三と配置された、枯山水の庭園。
作者は不明で、一五の石が置かれたその意図も不明、まさにミステリアスなお庭です。
龍安寺石庭の石の不思議
この庭園の一五の石はどこから眺めても一四にしか見えないように配置されているそうです。(全体図)
・龍安寺の石庭は一五個見える!?
しかし!実は一度に一五個見えるポイントがあるそうで、そこに立ち実際見てきました。おや、わずかに見える石が(白枠)
↑こちらもわずかに見えています(白枠)
見えていますね^^
ちょうど石庭に向かって右端の方から眺めると確かに一度に一五見えるポイントがありました^^
・方丈(重要文化財)
龍安寺の方丈は1797年の火災で消失したので、西源院の方丈が移築されたものです。
ここは侵入禁止になっていましたがおそらく向こうは非公開の仏殿だと思われます。
・蹲ばい
真ん中の水穴を「口」とすると「吾唯足知」(われただたることをしる)と読むことができます。
これは今を満ち足りたものとし、現状に不満をもたないことというお釈迦さまの教えです。
龍安寺のお食事処
綺麗な庭園内を歩いていると
湯豆腐のお店発見。
名物となっていますね。少々値がはるので見送りましたが雰囲気も良くきっと美味しいのでしょうね^^
龍安寺を参拝して
仏殿は非公開のため参拝はできませんでしたが、綺麗で静かな庭園は歩いているだけでとても気持ちがよかったです。
方丈の縁側に腰掛けてじっくり石庭を眺めつつ、一五の石を一度に見ることができたのも少しテンションが上がりました^^
庭園内の苔も美しくとても素敵なお寺でした。
龍安寺の拝観料
・大人・高校生500円
・小・中学生300円
龍安寺へのアクセス
・電車
・JRバス
京都駅から龍安寺前下車すぐ
・車
石庭拝観者に限り1時間無料