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【京都】☆世界遺産☆圧巻!木造建築高さ日本一の五重塔がある東寺へ

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世界遺産古都京都の文化財」の一つ東寺へ行ってきました。

 

東寺について

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東寺は現在唯一残っている平安京の遺構で、平安遷都とともに平安京鎮護のために建てられた官寺(国立の寺院)です。

東寺または教王護国寺とも呼ばれています。

木造建築では日本一の高さを誇る五重塔があります。

ご本尊は薬師如来です。

 

 

東寺の見どころ

八島社

 

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 南大門をくぐり右手に見えるのが八島社です。

東寺ができるよりも前からここにある神社で

東寺建立にあたり空海がここで祈願をしたといわれています。

 

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立派な金堂を右手に見つつ奥へ進みます。 

 

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ここは事務所のようです。

 

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先へは立ち入り禁止となっていましたがお庭がとても綺麗だったので少し覗かせてもらいました。 

 

毘沙門堂

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こちらでは七福神の一尊の毘沙門天さまをお祀りしています。

 
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平将門の乱の時、都の守護神として羅城門に安置されていた毘沙門天さま、その後台風で羅城門が倒壊したため東寺に移されたそうです。 

 

東寺の贔屓さん

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毘沙門堂の横に亀のような像が。

これは龍の子供である「贔屓(ひいき)」さんといわれています。

贔屓さんのなかでも、写真のように、石碑を背中に乗せて台となっているものを「亀趺(きふ)」と呼び石碑が永遠に遺ることを願って作られたそうです。

贔屓さんを撫でて自分の体の悪いところを撫でると回復するといわれています^^

 

天候石

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贔屓さんの二つ隣にあるこちらの石は天候石といいます。

古くからこの地にあったと伝えられていて、こちらも撫でて自分の体の悪いところを擦ると悪いところが治るといわれています。

 

御影堂(国宝)

 

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御影堂はかつて弘法大師空海が住んでいたところです。

空海の念持仏であった不動明王をお祀りしています。

御影堂では空海が唐より持ち帰った仏舎利を頭と両手にそっと授けていただく法要をどなたでもしていただけるそうです。

しかしただ今修復中でした^^;(2020年春頃まで)

 

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ということで仮の御影堂がありましたが、ものすごく仮感でてました^^;

ですが、中には弘法大師空海の像が安置されていてきちんとお参りすることができましたよ^^

 

宝物館

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こちらも改修中ですがもともと春と秋にだけ公開されます。

中には高さ6メートルもの千手観音菩薩像など数々の寺宝が納められています。

 

食堂(じきどう)

しょくどうではありません^^

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僧が修行を見いだす場所でした。

食堂では毎月21日に四国八十八ヶ所巡礼を再現した、お砂踏(すなふ)みが行われています。

 またここでは写経を体験することができます。

書かれた写経は、国宝・五重塔に永らく奉納してくれるそうですよ。

 

 

ここからは有料ゾーンとなります。

 

講堂(重要文化財)

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大日如来がお祀りされています。

空海密教を伝えるにあたり中心的な建物となったのが講堂です。

中に入ると大日如来や守護神の四天王など21体の像が安置されています。

 

金堂(国宝)  本堂

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桃山時代の代表的な建物です。

屋根の中央の切り上げは、東大寺大仏殿や平等院鳳凰堂にも見られる形です。

中に入ることができます。

 

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本尊の薬師如来は、薬壺(やくこ)を持たない古い様式の仏像で、光背に七体の化仏(けぶつ)を配する七仏薬師如来です。

ご本尊の右側には日光菩薩、左側には月光菩薩が安置されています。

薬師如来の台座には、如来を守り如来の願いを成就する働きがある十二神将(じゅうにしんしょう)がぐるりと並んでいます。

 

 

五重の塔(国宝)

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高さ55メートル、日本一の木造建築物です。

この五重塔は落雷などで4度消失、現在は1644年再建の五代目です。

内部は通常非公開ですがこの日は運良く特別公開期間でした。

 

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五重塔の初層内部には、極彩色で彩られた密教空間が広がっています。

五重塔の各層を貫いている心柱に大日如来、その周りを四尊の如来、八尊の菩薩が囲んでいます。

さらに、四方の柱に金剛界曼荼羅を描いています。

 

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早咲きの河津桜が咲いていました^^

 

東大門、(重要文化財)

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不開門(あかずのもん)とよばれる門です。

南北朝時代、ここに陣を置いた足利尊氏がこの門を固く閉ざし危機を脱したといわれていて、戦乱の傷跡が残っているそうです。

 

不二桜

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満開の不二桜と五重塔のツーショットは格別な美しさだそうです!

今は枝ですが^^; 

 

 

東寺を訪れて

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金堂や講堂の有料ゾーンは是非、拝観をおすすめします。

お堂の中はたくさんの仏像を拝め、とても温かい気持ちになれる空間でした。

特に金堂の薬師如来像は日本最大の大きさを誇りありがたいパワーを感じることができました。

 

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2020年2月に訪れました

早くまたこの素敵な京都を安心して楽しめる日が来ることを願っています。

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東寺(教王護国寺)の拝観料とアクセス

 

・拝観料

金堂、講堂500円

(特別拝観時、金堂、講堂、五重塔800円)

観智院500円

その他特別拝観などは公式HPで

 

・アクセス

電車

JR京都駅徒歩15分

近鉄東寺駅徒歩10分

バス

市バス、JR京都駅から東寺南門前、東寺東門前、東寺西門前下車すぐ

京阪祇園四条駅から東寺東門前下車

阪急河原町駅、阪急大宮駅から東寺東門前下車

京福電鉄四条大宮から東寺東門前下車

 

自家用車、タクシー 600円/2時間
2時間以降は1時間ごとに300円
(※新春特別拝観中は特別料金)