【西国七福神巡り】幸福の神様、布袋尊をお祀りする清荒神へ
七福神の1人、幸運の福神様である布袋尊がお祀りされている清荒神へお参りしてきました。
清荒神へのアクセス
阪急清荒神駅から北へ1キロ、距離は結構ありちょっとしたハイキングです。時間にして20分弱でした。
駅前からお店が続いています。
すぐ鳥居が現れましたがまだまだここからです。
参道にはお店がたくさんあり見たり食べたりしながら歩けるので楽しい。
こんな感じでずらーっとお店が。
しかし若干の坂道でもありまた参道の人混みで
なかなか疲れながらの道中でした^^;
いよいよ山門が見えてきました!
(右に見えるのが山門。三が日の為かこの日は出口のルートになっていました)
清荒神の七福神、布袋尊について
そして布袋尊がお祀りされているところですが、入って左側に朱色の鮮やかな欄干、両脇に布袋尊がどーんと座っている橋があり、
その橋を渡ると正面に見える拝殿。
こちらにお祀りされているとばかり思っていたのですが、こちらではなくこの拝殿を左にまわってちょうど後ろにある護法堂に布袋尊はお祀りされています。お間違いなく^^
そして阪急七福神巡りに参加していただける参拝印と布袋尊人形は、奥にある本殿の横でいただけるのでこちらもお間違いなく。
(阪急七福神巡り四箇所目)
清荒神について
清荒神のご本尊が大日如来そして鎮守社として三宝荒神社があり、「神仏習合」から「清荒神清澄寺」が正式名称です。
山門をくぐると山に囲まれた綺麗な広い境内がひろがります。
樹齢500年の二本の大銀杏があり宝塚市の天然記念物にも指定されているそうです。
拝殿の右手にあるこちらの階段から本殿へ。
清荒神の本殿にはご本尊の大日如来像(重要文化財)向かって左側に不動明王、右側に弘法大師がお祀りされています。
本殿の右横には賓頭盧尊者坐像と呼ばれる「なでぼとけ」「おびんずるさま」が安置されていてこの像を撫でると病気が平結すると言われています。
しかしこの日は長蛇の列ができており残念ながらまた次の機会に^^;
清荒神のみどころ
本殿から階段を降りると江戸時代初期から中期に作成された池泉式回遊庭園があり滝や亀島、舟着石などが組み合わされた鑑賞式庭園ということですがどれがどれかは分かりませんでした^^;
沢山の鯉が泳いでいました。
階段を降りながら見えてきたのは「一願地蔵尊」と呼ばれる立派な立像。
水をかけて1つの願いを念ずればご利益があるとされています。
その他の見どころ
今回はじっくり見ることができませんでしたが
清荒神には他にもいくつかの神様仏様がお祀りされています。
「荒神影向の榊」
拝殿の裏にあり荒神様がお姿を現されたと伝えられています。
いつのころからかそこに供えられたお賽銭をいただいて帰り、紙に包んで財布に入れておくと小遣銭に不自由せず次に参拝されるまで御守りとして持っていると吉事があるといわれているそうです。
「眼神祠」
拝殿の裏右手にあり昔は清水が湧き出しその水で目を洗っていたようで、名前からして眼の神様がお祀りされているようです。
「龍王堂」
眼神祠の横にあり善女龍王がお祀りされています。雨を祈る神様です。
「神変大菩薩」
拝殿の右にあり役業者をお祀りしています。病気・災難を取り除くといわれています。
「護牛神堂」
拝殿へ向かう橋の右手にあり牛頭天王、弘法大師、不動明王が合祀されています。
牛の護符を授かり牛を護る農家の方々の信仰を集めています。
「龍王滝」
境内の右奥のほうへ進むと滝があります。不動明王がお祀りされています。
清荒神を参拝して
駅からは随分歩いたけれど綺麗で清々しい気分になれたお寺でした。
帰りの道中は美味しい匂いに誘われて^^;
見たことのない大きなお麩!
丁稚羊羹はみずみずしくて美味しかった。
参道にはお店も沢山並んでいて、美味しそうな匂いに誘惑されながら歩くのも楽しかったです。
秋に立派な大銀杏の見事であろう紅葉も見に行ってみたいし、今回は少し急ぎ足だったので次回はもっとゆっくりお詣りしたいです。
『西国七福神巡り』についても書いています^^